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エピローグ

ろびの思い出 Precious Memory of Christopher Robin


第6章 掃除

ろびにとって一番嫌な時間。それは「掃除」。

毎週土曜日または日曜日、ろびにとっては「恐怖の時間」がやってくる。

まず、誰かがケージから出して遊んであげる。この時ばかりは飼い主の方がろびを離さない。
次にケージの上の部分が外され、床に置かれる。掃除する人が一人しかいない時は、その床にダイレクトに置かれたケージの中にろびが入れられる。

そして、ろびは恐怖を目の当たりにする……。

がさ、がさ、がさ…。ケージの中にある全ての「家具」が外に運び出され、次々にゴミ袋に入れられてしまう。残るのはごはん用の皿とトイレのみ。
箒で綺麗に掃かれた後、新しい新聞紙と新調した段ボール製の家がセットされ、家の中には乾し草が詰め込まれる。トイレも猫用の砂が入れられ、もとあった位置へ戻される。

かくして、ろびのケージは「人間にとっては」綺麗になったが、ろびにとっては「自分の追求していた『美』が壊されてしまった」と思っているに違いない。
ケージの上の部分をセットし、改めてろびをケージの中に入れると、10分もしないうちに「ろびのアトリエ」に変貌してしまう。ある意味「劇的ビフォーアフター」なのであり、サザエさんが「何ということでしょう」と叫ぶに違いない。

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